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サイレント・ランニング

サイレント・ランニング

人気ランキング : 15,193位
定価 : ¥ 2,625
販売元 : ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日 : 2002-09-27

価格 商品名 納期
サイレント・ランニング

地球上の植物が絶滅し、わずかに残された緑を宇宙船内ドームで育てていた乗組員たちに、ドームを爆破して地球に帰還しろとの命令が下ったが、植物を守ろうとする乗組員のひとり(ブルース・ダーン)が反乱を企てる…。
『未知との遭遇』などで知られる特殊技術の第一人者ダグラス・トランブルの監督デビュー作。1971年に製作されたものの、日本では地味なスタッフ、キャストということもあり、TV放映のみに終わったものの、その内容の素晴らしさがSFファンの間で広まり、いつしか伝説となってついに86年に劇場公開されたという、名作でもある。主題歌を反体制的姿勢で知られるジョーン・バエズが歌っていることが象徴するあたり、現代の自然破壊危機を予測し警告していたかのような、SF的設定を巧みに取り入れた見事な自然保護を訴える問題提起作にもなりえている。(的田也寸志)

極上のB級映画だ!

これぞまさに「カルトムービー」の名に値する極上のB級映画だ!

大切な映画

そっと大切にしたい映画や本というのが誰にでもあると思うが、この映画はまさにそんな一本だろう。ネタ的には60年代にブームとなったレイチェル・カーソンの名著「サイレント・スプリング」をキッカケとした環境問題、自然保護などのムーブメントが影響しているように思う。今見るとストイックな主人公の行動は過激なグリンピースの連中がやりそうで賛否が別れると思うが、これでなければ伝わらない強いメッセージを放っていると言えるだろう。驚くのは脚本をアカデミー賞を総なめした「ディア・ハンター」の脚本コンビ、D・ウォッシュバーンとM・チミノが担当していることだ。戦争が狂わせてゆく素朴な若者達の運命とこの主人公の姿はどこか重なるといえばこじつけか。いずれにしろ一度見たら忘れられない切ない映画だ。思春期の若者に是非見てほしい。

切れてる!!

映画は他のレビューにもあるように言わずと知れた名作です。しかし、DVDは切れています!!ビスタサイズで収録されていますが、タイトルの左右が欠けている!!本編はシネスコサイズ?だったのではないでしょうか?折角、DVDになったのに欠けているのは駄目ですね。

スター・ウォーズのR2D2の原典

ファンの間では早くから『スター・ウォーズ』(77年制作)のR2D2が本映画の「ヒューイ、デューイ、ルーイ」をモデルにしていることが知られていましたが、72年米国公開から遅れること14年、86年にようやく日本公開になっったり、レンタルを別にするとなぜかセルVHSにならなかったといういわくつきの映画です。そういう意味では、今回のDVD化はファンとしては喝采を叫びたいですね。
当時の公開チラシ文の一部を要約的に紹介しますと「20世紀末には地球上の植物は全滅し、わずかに残された木々や草花は地球から遠く離れた宇宙空間に停泊する3隻の巨大な宇宙輸送船のドームの中で育てられていた。ヴァレー・フォージ号もその中の一隻であったが、乗組員たちは一刻も早く地球への帰還命令が出されることを望んでいた。2001年ついに地球政府から全員に帰還命令が発せられ、狂喜する乗組員たちをよそに、一人植物学者のローウェル(ブルース・ダーン)は心から愛し育てた木や草花を収容したドームを爆破せよという命令を受け苦悩する。地球帰還の日、次々と宇宙船から切り離され宇宙空間でまばゆい光となって爆発してゆく植物プラントドームを目にし、たまりかねたローウェルはドームを爆破する準備をしていた3人の同僚を殺してしまう。ローウェルは2台のドローン(ロボット)にヒューイとデューイという名前を与え、植物の栽培法を教え込む。...やがて、宇宙船がローウェルを救助にやってきた。彼はもうどこにも逃げられないことを悟り、植物の世話はデューイに託して、事故にあって動けなくなったヒューイと共にヴァレー・フォージ号を爆破する決心をした・・・。」どうですなかなか感動的でしょう? いまにしてみれば、ちゃんとエコも入っているし、自己の信念のために狂気に走ってしまう科学者の人間心理もよく描けている。
ローウェルの行動は賛否分かれるでしょうが、この映画を見てエコのあり方を考えて見るというのはどうでしょうか。

本当の「幻の名作」

派手なCGも無い、静かな穏やかな、けれど胸に迫るSF。興行的にはコケたらしいけど、静かに訴える文明社会への批判は、現代の方が評価されるかも。
3人(?)のロボットがとても可愛い!真っ暗な宇宙に浮く小さい「緑の宇宙船」は、そのまま危うい地球の姿なのかも…。


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