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チャーリーとチョコレート工場 特別版

チャーリーとチョコレート工場 特別版

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定価 : ¥ 3,980
販売元 : ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日 : 2006-02-03

価格 商品名 納期
¥ 3,184 チャーリーとチョコレート工場 特別版 通常24時間以内に発送

監督ティム・バートン、主演ジョニー・デップの4度目の顔合わせは、ロアルド・ダール原作の人気ファンタジーの映画化。ウォンカ氏が経営する巨大なチョコレート工場に、5人の子どもたちが招待され、驚くべき体験をする。5人のなかで、唯一、貧しい一家の少年チャーリーで、天才子役のフレディー・ハイモアが名演技を披露している。ほぼ原作どおりの展開に、ウォンカ氏の幼少期のトラウマなど新たなエピソードが加わり、彼の人物像に深みが出た。
本作最大の面白さはバートンらしいブラック&シニカルなテイストだろう。子どもたちの性格や運命は原作以上に強烈だし、おかっぱ頭のジョニー・デップの演技も異様なインパクトだ。映像では、工場で働く小さな人々「ウンパ・ルンパ」や、クルミを割るリスたちなど、実写とCG、アニマトロニクスを駆使したマジカルな場面が必見。工場内のツアーは、テーマパークのアトラクションのごとく進み、各ポイントでのカラフルで奇妙な風景は目に焼き付いて離れない。自分にふさわしい題材を、うまく料理した映像で、バートンのひとつの集大成だと言ってもいいだろう。(斉藤博昭)

文句なく楽しめました

映画館で見ました。
チャーリーがゴールデンチケットを当てるまでのエピソードで、
チャーリーとその家族にホロっときてしまいました。
この後、チャーリーを応援したくなるには十分のエピソードです。
他の子供たちは、まあ可愛げはないのですが、「こういう子供、
いるよな」と思わせるキャラでもあり、トラブルに巻き込まれた時は
「どうなっちゃうの!?」とちょっと心配に。
でも彼らが工場から帰っていくシーンでは笑ってしまいました。
工場の中は本当におとぎの国で、自分が食べるお菓子がこういう風に
作られていたら・・・こんなお菓子が本当にあったら・・・
と考えるだけでも楽しいです。
ウォンカ(実際はロアルド・ダール)の想像力に脱帽です。
これを映像化したティム・バートンや、ジョニー・デップをはじめと
する出演者、スタッフ達にも敬意を表したいです。
「2001年宇宙の旅」のパロディ(?)はすぐにわかりましたが、
その他にもきっと見逃している「遊びごころ」があるような
気がします。
DVDが出たら、そんなシーンを探してみたいと思います。

ひさびさに、バートン印が満載の痛快作。

 ティム・バートン印が満載の痛快作。冒頭の、主人公であるチャーリーの、今にも崩れてしまいそうな傾いた家の造形から、バートン・ワールドに、ぐぐんと引き込まれる。ウィリー・ウォンカの“金のチケット”を手に入れた5組の子供たちが、チョコレート工場に招待されてからの、とびきりキッチュで、ビザールな世界は、バートンの真骨頂と言えるモノで、ウンパ・ルンパ族がツイストするダニー・エルフマンの遊び心溢れる音楽は、「ビートル・ジュース」の“BANANA BOAT”の衝撃(笑撃)を遥かに超えて、爆笑ものだが、ただし、正直、少々長く、チョコの濃厚さの如く、胸にもたれる箇所もある。ハイテクおたくに天罰が下るパートは、“板チョコ”を“モノリス”にして、「2001年宇宙の旅」のパロディを敢行しているが(しかも、リヒャルト・シュトラウスの、あの有名な主題歌まで流して)、ただもじっただけの、バートンらしからぬツマラナサだ。むしろ、5人目にチャーリーが滑り込むまでの序盤の方に、映画的な魅力が満ち溢れていると思う。「アパートの鍵貸します」を想起させるソルト氏のナッツ工場の従業員たちのユーモラスな動きや、“金のチケット”を巡るチャーリー一家の、悲喜こもごものやりとりは、今、思い返しても、面白く、余韻が残る。ジョニー・デップは、相変わらずの名演、マイケル・ジャクソンを思わせるメイクで、クリアガラスに二度も体をぶつけながら、とびきり奇抜な主人公を、嬉々と演じている。

愉しいおもちゃ箱。

ジョニー・ディップは流石に芝居巧者ですね。シリアスからちょっとオカシナ本作までこなしてしまうなんて・・・しかもこの映画は久々に妙な役なので演じていて愉しそうだったのが伝わってきました。
子供の頃、親に買ってもらった「チョコレート工場の秘密」。夢中になって読んだ記憶があり、その映画化という事で楽しみにして見に行きました。主人公の少年はもちろん、他のおデブちゃんの男の子、我侭娘・・みんな特徴を捉えていて笑ってしまいました。そして、チャーリーのおじいちゃん、見ていて「そうそう」と懐かしく思い出してしまう程良かったです。
工場の中の不思議で美しい映像、これはティムバートンならではですね、ちょっと急ぎすぎの感はありましたけどウンパルンパの歌も含めて充分愉しみました。
ラスト、原作とは違ったような気がするのですが・・・??あれは、あれでよし、かなと思います。「感動・コメディ・ヒューマン・サスペンス」どれでもない何といったらよいか分からない不思議なジャンルです。子供を連れて見に行っても喜ぶでしょうし、ちょっとブラックな側面もあるので大人が見て思わず笑ってしまったり・・といった一人で見に行くより、ご家族みんなで、といった感じの映画です。
子供の頃、ユメを膨らませていた本がどんどん映像になって飛び込んでくる・・・今の子供は羨ましいなあ、などと思ってしまいます。
でも、たまにはこんなおもちゃ箱を空けて想像力で満ちていたあの頃を懐かしみたいものだ。
最後一点、原作を知らない、ファンタジーは好きじゃない友達と見に行ったらかなり不評でした。感動の涙、厳密なストーリーを追う、というより単純に楽しめるタイプの方ならお勧めします。映画館は笑いに満ちた幸せな空間でしたよ。

原作ファンも、バートンファンも。

最初はジョニー・デップの演じるウォンカ氏のファンキーさに唖然とするが、話が進むに従って登場するウンパ・ルンパや子ども達もそれに匹敵する。
原作に忠実であることを前提とした映画ではあるが、ティム・バートンカラーが激しく出ている。ファンタジックな部分を指してだけ「らしい」のではなく、チョコレートを家族に分けたり、話の終盤の原作にはないエピソードを追加する辺りが「らしい」のだ。
しかしオリジナルであっても、チャーリーの優しさを引き出すのに一役も二役も買っているため、原作の色を増しはするがけっして損なっていない。だから、是非原作ファンも楽しんで欲しい。

大人向けのビターテイスト

ファンタジーとは言いながら、皮肉の利いたブラックな演出でした。
幕開け、人形が溶け出して目玉が流れ出るシーン、
ウォンカ氏幼少時の歯列矯正器はけっこうグロティスクで笑ってしまいました。(^^;)
チャーリー以外の子供達(&その親)は「人間の欲望」を極端に現した性格付けになっています。
対してチャーリーの純真な愛情と憧れ、貧しくとも健全な家族の人間性が対比する形で描かれています。
同様に豪華絢爛でピカピカにクリーン、夢を実現した工場内部と、
チャーリー一家の暮らしぶりの対比にまたまた苦笑させられます。
傾いで狭く寒い室内で、1台のベットに寄り添って寝てるしかない4人のジジババ殿ですが、
金のチケットが当たったとたん、タップを踊りだす本当は元気な老人なのでありました。
ウォンカ氏はチャーリーの拒絶によって自己の欠如を認識します。
そのことが二人の人間<ウォンカ氏ともう一人の人物>の心を癒します。
しんしんと降りつづける雪景色は人間の冷えた心を現していたのかもしれませんね。
原作者ダールの世界をバートン監督は遺憾なく描いています。
ジョニー・ディップはどこまで演技の幅を広げるんでしょうね。心憎い出来栄えでした。


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